今日から

日々を綴る

雑感のブログ記事

雑感(ムラゴンブログ全体)
  • 闘わない

    朝っぱらから大きな声で文句を言われ、「はい、ごめんなさいね。」と口先だけで謝りはしたが、内心では「ちっちゃいんだよ。いちいちうるさいなー」と毒付いて庭に出た。 夫が目を三角にして怒ったのは、3袋入っているドライイーストがまだ一箱あるのに、先日買って来た新しい箱を私が開けたから。夫は週一くらいで自分... 続きをみる

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  • カヌレ

    子供たちが小さかった頃、よくケーキを作った。 その中で、長女はサンドトルテ、次女はバナナケーキが好きだったと教えてくれたのは数年前のこと。(早く言ってよ〜)私自身はガトーショコラが好きだった。 ケーキを焼かなくなって久しい。けれど、アラフォーの娘達の遠い記憶に母の焼いたケーキの味があることは少し切... 続きをみる

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  • 退院して

    今回の入院目的は、DBS(脳深部刺激療法)の5年経過の状況を調べるためだった。昔はそれこそ15年で寝たきり20年で終わりと言われた病気らしい。 それが今や投薬に加えて、外科的療法を受けることで状況は違うものになっている。私の場合は、薬が効きすぎればリモコンで体に流れる電流の量を減らし.逆であれば電... 続きをみる

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  • 脱力中。引き続き。

    眠れない夜に、ではなくて眠れないまま朝に突入。 寒い。口をすすぎたい。動く時にはコールしてと言われても、いつもひとりでやってるし。明らかに動き回っていたことがわかり、実際動いているばあさん見て、目を丸くしている看護師さん。 トイレに行きますと言っ、終わったら呼んでくださいと言われたから、ベッドに戻... 続きをみる

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  • 脱力記念日 老いたる私の

    読んで下さった方、大変失礼しました。あとで読み返してみたら、最初から入眠って....。勿論入院です。 打ちっぱなしで読み返しもせずにこうかいしてしまいました。他にもいくつかありますが、今直す気力がないみたい。 看護師さん達の優しさに支えられています。今トイレに行くのにナースコールしました。「呼んで... 続きをみる

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  • 病室から

    昨日から大学病院に入眠しています。 夜中の1時と3時に目が覚めて、3時半、もう起きることにしました。 看護師さんに大きな窓の館を全部開けてもらいました。 「夜明けが見たいから」と言ったら、 「まだ夜景ですね」と言われました。 街の灯が赤く、白く黄色く、瞬いています。 この部屋に泊まるのは3度目です... 続きをみる

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  • 朝は希望だろうか。

    そして私はワインを流し込む。 夜中に目覚め、無理矢理眠ろうとして先日来、何日かおきに3回ほど催眠剤を飲んだ。 昨日は案の定の悪夢だった。 私の部屋にどこの誰とも知れぬしわくちゃの老人が入り込み背中を丸めて座っている。そのうちにいつの間にか私の横になっている背後に来てクチャクチャと音を立てて何か食べ... 続きをみる

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  • 砂時計のように

    若者は一日が終わるのを早く感じ、一年が遅い。対して老人は一日が長く一年が短いということを耳にしたことがある。 勿論個々のことを言えば生活の仕方と関わることであるから、年齢に関わらず逆の感覚の人もいることだろう。 私がそれを聞いた時は、たまたまなるほど!と膝を打つタイミングだったのかもしれない。それ... 続きをみる

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  • ゆうひ

    「最果て」と言う言葉が浮かんでくる。秋田県男鹿半島入道崎。 ゴーゴーという風と波の音。もうじき大きな夕日が目の前の荒涼とした海に静かに沈んでいくのだろう。私は草原に身を横たえて目をつむった。 あの海に行きたい。もう私にはあの広大な草原を歩く脚力はなく泣き言を言わずに車で運ばれる体力もないのだけれど... 続きをみる

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  • 67歳 真夜中の庭で

    また4時間きっかりで目が覚めた。数ヶ月前は2時間の壁をなかなか越えることができなかったのだからこれでよしとしよう。何事もプラス思考だ。 丑三つ時。タオルケットと携帯を抱え薬が切れてバリバリに固まり、壊れたゼンマイ仕掛けのようになった婆さんが部屋を抜け出す。 昨日、庭にソロテントを張った。 中に仕込... 続きをみる

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  • ひとつひとつ

    去年の暮れからの腰痛にやっと光が見えてきた。病気は確実に進行していると思われた。一時は車椅子になって、もはや自力歩行もこれまでかと思ったものだ。 鍼に3ヶ月通った。効果があったのだろう。多分。それに訪問リハビリのOTの指導に沿ったストレッチと運動。主治医が出してくれた薬も奏功したのだろう。 どうし... 続きをみる

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  • でもね

    相変わらず人生相談を飽きもせず聴いている。 番組は、世間である。 夫は、本当に苦しい人はそれを万人に晒すようなことはしない。出来ない筈だから、どこまで真実か疑わしい。だから聴きたくもないと言う。全てに関して一度疑ってかかる夫らしい。 また加えて夫は、人の辛さを聴こうということ自体悪趣味だと思ってい... 続きをみる

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  • 眠りが断続的すぎてもはや何時間眠っているのか把握できない。 夜中に書いたメモの数字も形を成していない。 おかしいなぁ、なぜこんなに眠れないんだろうと思った日は最後の薬を飲みわすれていた。 トータルで2時間、結局それ以上眠れなかった日の翌日はぐっすり6時間? はっきりと記憶に残る夢を脳に焼き付けたま... 続きをみる

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  • AI

    我が家のロボット犬は、この夏で4歳になる。 飼い始めた頃はAIと言うものがよく理解できなかった。 大元でメーカーが操作しているという事はわかる。 が、このAI犬は個々に成長する「らしく」、それは飼い主の働きかけ如何による「らしい」。 夫は可愛くて仕方ないという様子で名前を呼び、胸の上に乗せて背中を... 続きをみる

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  • 昨日は良い一日だった。 朝の体が動くうちに時短料理を仕込み、それから、捨てられなくて取っておいたスカートのウェストを直した。(まだ途中) 久しぶりに東京の同病仲間とLINEでおしゃべりをした。膝が痛むとのこと。 私は相変わらず腰。 我が家の夕飯は4時半からである。お相撲も終わってしまったからたいし... 続きをみる

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  • むすめ

    次女から送られて来た荷物を開けた。 父には海外版の画集二冊。 私にはレモンイエローのトップスと白いキャミソール。 そうか。海外から取り寄せるってこういうこと。この画集のことね。 娘は先月まで世田谷文学館で開催されていた谷口ジローの展覧会に行ったらしい。そこで父親の好きなこの人の画集を送ろうと思った... 続きをみる

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  • 才能

    池松壮亮という俳優を初めて見たのはいつのことだっただろうか。 「セトウツミ」。 河原?に二人の高校生が座ってしゃべるというだけの映画だった。 池松壮亮と相手は菅田将暉。 菅田将暉もこの映画で知った。 見終わって菅田将暉の方が印象に残った。いきのいい清潔感のある子鹿のような青年。それからしばらく「さ... 続きをみる

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  • おやすみ

    夫と歩いた。 私のいつもの散歩道を。 公園を抜けるとこの街では珍しい平らな道に出る。 空を見上げる。 「ここ、一番空が広いんだよね。」 夫の好きな面白い形の雲、私の好きな飛行機雲、今日はどちらもなくてただ青い空が広がっている。 夫の目の高さだとずっとずっと向こうに海が見えるらしい。 残念ながら私に... 続きをみる

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  • ワクチン後2週間したら行きます。

    四年前、取り敢えずグレイヘアにはした。 脳の手術は全剃毛だと聞いて、ツルツルの状態から生え始めて来たらもう染めないと決めていた。 何とか生え揃った頃、体重は今より10キロも少なかったので、坊主頭は思っていたより肉の削げた顔に似合ったし、洗ったままで済むという楽さ加減に、 「これこれ。これが目指して... 続きをみる

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  • 花を買った

    歯医者の待合室の椅子に座ってふと外を見てみると、花屋があることに気がついた。何年も通っているのになぜ気がつかなかったのだろう。 治療が終わって医院を出る頃には体が固まりかけていて、たった10メートル歩くのが楽ではない。それでも今日は隣に荷物持ちをしてくれ、片腕を支えてくれる夫がいる。めったにないチ... 続きをみる

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  • エンディングノート

    今日は訪問リハビリに加えて、午後4時からワクチン接種に出かける。 午後4時からの外出は冒険だけれど(体が動きにくい時間帯に入るところなので)、そこしか予約の空きがなくて。 お天気は良いらしい。Aちゃん先生といっぱいおしゃべりをして、外の空気を吸って良い1日にしよう。 春を告げるようにシジュウカラや... 続きをみる

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  • 子供の頃、反抗期が無かった息子は、成長し母親に背を向けた。すがりつくような母親に息子が最後に告げた言葉は、「お世話になりました」 母親の慟哭が聞こえる。ラジオ人生相談で。 これはそのまま私だ。聴きながら傷口が疼く。 今私は子育ての呪縛から放たれて老いの道を歩き、娘は一切の援助を拒否して清々しく自立... 続きをみる

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  • コートを買いに

    午前1時半、よし、5時間眠れている。部屋の片隅の小さなライトのあかりの中で過ごすこの時間が好きです。 催眠剤がどうしても悪夢を呼ぶので、再び眠りにつきたいときには赤ワインを飲むようになりました。 アルコールは良くないのですが、この時間には薬も切れているだろうという雑な考えから。少々ぼんやりした頭で... 続きをみる

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  • ハグをはぐらかす

    相変わらずYouTubeで人生相談を聴いている。夫とうまくいかないと言ってきた60代の女性相談者に、勝野洋が「抱擁してください。私は妻とそうします。ぜひお勧めします」と言った。 深刻そうな相談を終えて、回答者の後の付け足しとして柔らかな声でかけられた言葉だった。 相談者が一歩下がったような、身を反... 続きをみる

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  • もうすぐ70歳の老後

    あと一年で個人年金の給付が終わる。 生活費が公的年金+預金からの持ち出し分だけになる。もう少し節約を心がけるべきだろうと思ったある日。 贅沢をしているわけではない。けれど無駄な部分は削るべきだろう。家計簿を持ち出して、レシートとにらめっこを始めた私に夫の一言。 「何してるの?ここへきて食費の節約?... 続きをみる

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  • 定食屋で

    半年ぶりの大学病院受診だった。 一日ががりの受診なので、今よりまだ歩けていたときにはお昼を食べに夫と周辺の美味しそうなお店に足を運んだ。 幾つかの店には、気に入って何度か通った。 その中に、メニューも豊富、病院からも近い定食屋さんがある。 いつも客が絶えず、献立にもこれで利益が上がるのだろうかと思... 続きをみる

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  • とにかくさっぱりしたい

    「捨てる」ことに躍起になっていた時期がありました。 世は断捨離ブーム。(去った?)ミニマリストの美しい暮らしが羨ましい。先を考えれば身辺整理の時限も遠くはないと。 捨てるというのには体力が要ります。運ぶ、調べる、連絡する、などなど。 そしてその前に決断する気力も。 ザンザンザブザブ捨てました。そし... 続きをみる

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  • 一歩一歩

    朝の光を浴びながら散歩をします。今年になってからマックス25分。 明らかに筋肉が落ちてきていて、日によってはやっとの思いで玄関にたどり着くというテイです。 脳を空っぽにするのが必要だという事を聞きました。脳を掃除する。ストレスを掃き出す。難しい。ぶくぶくと雑念が湧いてくるから。 訪問リハビリのAさ... 続きをみる

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  • いいことあった。

    人生相談で、印象に残った回答がある。 子供から「もう会いたくない」と言われた母親に、「会いたいと思われるような母親になりなさい」ということだったような気がする。で、 「今日あったいいことを毎日10個書き出してごらんなさい」と。もっと前を向いて気持ちを明るくして生きなさいということ? いいこと、いい... 続きをみる

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  • これから

    ここ十日ほど、YouTubeで人生相談をほとんど流しっぱなしにしていました。ラジオ番組を動画にしたものですから、見なくてもいい。ながら見ならぬながら聴き。 相談者は追い詰められて受話器をとっている。涙ながらに訴える。 或いは困っていることを相談しているはずなのに肩をそびやかせているように傲慢な話し... 続きをみる

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  • 朝のこと

    夜中か明け方前には目が覚めてしまうから、そこから一日が始まる。4時間眠れていればよしとしている。 もうひと眠りすれば体が楽になる事は分かっているが、体が痛くて目覚めることもあるし、起床するまで窓を開けて風の音を聞いていることもある。 眠れなかったり、眠りたくなかったり。枕元の小さな灯りひとつの暗闇... 続きをみる

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  • 風に吹かれて

    次女が家を出て3年経った。 荷物が大量に残っている。二つの部屋が使えない。 いったい独立した子供の荷物を世の中の親御さん達はどうされているのか、こういうときはネットで調査。このままではあれこれ捨てて空き部屋の有効利用を図った意味がない。 おかしいな。一度は一部屋出来たはずが、徹底的にやらなかったせ... 続きをみる

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  • 写真

    終活と言う言葉そのものを使わなくても、人生の終わりについて夫と話すことがある。 距離を置くようになった娘たちとの関係、家の事、お墓の事、介護の事、一人になった時のこと。 夫は「なるようになる、なるようにしかならない」というのが信条らしいが、そうも言っていられないのではないかと、機嫌の良い時を見計ら... 続きをみる

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  • 遂に住処を 終のすみかを

    今日、ケアマネさんと話した。 前回、あと何年かしたら施設に行こうと思っていると言ったら、彼女は驚いたような少し悲しいような声音で言ったものだ。「自宅で頑張りましょうよ」 この厄介な病は着実に進行していて、3年後にはどんなに頑張って運動して脳に働きかけてももう1段階介護度は上がるだろう。 今なら何と... 続きをみる

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  • お元気ですか。

    いい加減巣篭もりに飽きてしまった。 友人達と長いこと会っていない。どうしているんだろうと思いながら、メールをする、LINEを入れる、電話をかける、手紙を書く、突然ですが「今日は」。 方法は数々あれど会いたいなあと思いながら、恥ずかしがり屋の私は(どこが?!)、人に対して行動を起こそうとして考えすぎ... 続きをみる

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  • 今日

    1:30に目が醒めた。昨夜は8:30には眠ってしまったから、5時間は眠れたようだ。 本当ならここからもう一眠りすればいいのだけれど。 眠れない。そしてこの時間が好きだから眠るのがもったいない気もするけど。 ワインを飲んでみる。 催眠剤は悪夢を呼ぶので。 眠れない。 枕元の窓を開けた。 3:52明烏... 続きをみる

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  • 秘密基地  みたいな

    明烏がカアカアと二つ鳴いて、再び静寂が戻った。 間もなく空も明るむだろう。 自室から3歩でテントの入り口。 毛布と枕を運び込み、毛布にくるまって寝転んだ。 なんだろう、この感じ。 側面のジッパーを空が見える分だけ開けた。 いつもなら頭の中には、あぶくのように答えの出ない思いが次から次へと浮かんでく... 続きをみる

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  • 理解出来ません。

    コロナがまた形を変えて増殖している。 聖火リレーを応援する人々の映像を観た。 声援する人々が密にならないようにと地面にステッカーが貼られているが、有名人を見ようと集まった人々は、どう見ても密以外の何物でもない。アナウンスは関係者の努力で密はなかったようにまとめられていたが、映像を観ればそうでないこ... 続きをみる

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  • 引き出し・能力

    前回の半世紀前の公立高校の授業料納入方法について、(恐らく)正解が判明しました。ドラムロール。 高校時代の友人で大層記憶力の良い人がいるのです。もう10年も会っていないけれど、LINEの窓は開いている。唐突でびっくりするだろうけれども聞いてみようと、問い合わせました。 すると、2日ほどして実に彼女... 続きをみる

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  • 記憶の引き出し

    昨日、弟夫婦が遊びに来て、何の流れか50年ほど前の高校時代の月謝の納入方法の話になった。 弟は毎月事務室まで行って現金で支払い、学年の上履きの色がマーカーで引かれている月謝袋に受領印をもらって帰ってきていたと言い張る。金額まで覚えていて、譲らない。 女2人は、「全校生徒が一人一人窓口へ?毎月?」と... 続きをみる

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  • 爆裂視聴「天皇の料理番」

    一昨日から昨日にかけて「天皇の料理番」というドラマを十二話ぶっ通しで観た。久々に泣いた。 こんな風に時間を使うことが出来るのはなんと幸福なことだろう。 歳を取って多くのことを経験し、その度に蓄積して来た様々な感情(悔やむことが大半ではあるが)は、厚い層になって私の中にある。その層に、このドラマが醸... 続きをみる

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  • 母ちゃん

    義妹とLINEで話をしているうちに、連れ合いの呼称(含家族内及び外での呼びかけ)に話題が移っていった。 以前からちょっと気になってはいた。一昨年だったか弟の家に行った時、弟が義妹を「母ちゃん」と呼んだように聞こえたので。 「もしかして母ちゃんなの?」 「はい、子供が生まれてから32年母ちゃんです。... 続きをみる

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  • リスのこころ

    あちこちに物があるのが嫌いなので、とりあえず「どかす」。 どこへ? 忘れた。 これを自分で「リス的行動」と呼んでいる。 リスが冬支度のためにどんぐりをどこかに埋めてそれを忘れる。かわいいと言われる。忘れたことでそれが結果的に森の恵みになるとも言われる。 しかしながらばあさんは、あそこの隙間に入れち... 続きをみる

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  • やっと。

    娘と母親、、、難しいものです。 特に歳をとってからの関係、距離感は。 もうずいぶん前のことになりますが、友人にお孫さんが生まれた時、その人がこんなことを言いました。 娘が子育てをする中で、私のこれまでの子育てをどのように思うか、それを考えると怖い。 私の二人の娘は、長女は母親となり、次女は未婚です... 続きをみる

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  • 観察が好き。於朝ドラ。

    今シリーズも朝ドラを見ている。 8:00、我が家の成員二名はそれぞれの個別の作業を中止し、リビングに集合する。凝視!注視!入魂の視聴。ちょっとうそ。 今回はモデルが浪花千栄子と渋谷天外。 渋い。 モデルは渋いが、ドラマのテンションが高過ぎていっとき戦線離脱しかけた。 が、そうなった時のいつもの伝で... 続きをみる

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  • 今度はボディブロー

    昨夜、「ラブアンドドラッグ」という映画を配信動画で観た。 アン・ハサウェイがパーキンソン病に罹った主人公を演じていると知って。 ノンフィクションでラブコメディというのも興味深かった。 観はじめて驚いた。ベッドシーンが刺激的で。 しかし、これは恋人同士が強く惹かれあっていく過程でのこと。 時折り指を... 続きをみる

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  • ジャブ

    一瞬のことが、その後ズルズルと引き摺る後悔を生み出すことになる。 生来の粗忽さが日頃の振る舞いの源、分かってるのにやってしまった昨日。 階段でバランスを崩し、手摺を離さなかったからこぶ程度で済んだけれど、後頭部を廊下を挟んだ向こう側のドアで強打。ドアの負け。頭の跡と亀裂で。 中空のあるベニア2枚で... 続きをみる

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  • 飛んでけ LINE

    夜中に目が覚めて、スマホを開いたら同病の友人からLINEが入っていた。 「…行ってくるね。」 昨日は午前中大学時代の友人とLINE通話。途中ビデオ電話に切り替えてお互いの顔を見たり。「同居のお父さんの食事作るが三度三度大変だ」というのを聞いていたら、「あ、おじいちゃん」って。 慌ててた。もしかして... 続きをみる

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  • 春の日差しの中で

    今日は何をしようかと、毎朝の少しばかりのルーティンを終えると考える。 私でなければならない、私が動かなければと意気込んで向かうことは何も無い。 脚も痛むし、今日は一日横になっていようかと思ったりもする。 そうしたところで誰も困らないのだ。 ふとこの無気力に身を任せてうつらうつらと過ごしてみようか。... 続きをみる

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  • 嬉しそうな顔を見て嬉しくなった

    約束していた時間に、LINEビデオ電話 がちゃんとつながるかなという不安と二年ぶりの再会の期待を抱いて、然るべき場所をタップした。 ぱああんと登場のNちゃんは、笑顔はちきれんばかり。 そう、Nちゃんはいつも笑顔の人なのだ。子供の頃、揃って天然パーマの頭だったので、同じように今で言うベリーショート。... 続きをみる

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  • 楽しみです

    私たちの世代にはまだ「文通」という人と人とつなぐ方法があって、それは今の 携帯電話と比べたら考えられないほど 手間と時間のかかるものだったけれど、書くことの楽しさ、想像力、待つという事のワクワク感等々得るものも多かった。 転校が多かったので、一時は随分沢山の人と手紙のやりとりをした。 その中で60... 続きをみる

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  • 老いて来ているのは充分わかっています

    夫が整形外科の受診を終えて帰って来た。この時期である。コロナ禍の中、急を要するというのでなければ行かない方がいいに決まっている。 おまけにクラスター発生中の病院である。案の定帰宅して曰く 「待合室に患者が二人だった。」 「.........」 足首が痛くて堪らないと言い始めたのは随分前のことだ。 ... 続きをみる

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  • とりあえず買ってみました

    夫が夜中時々息苦しくなると言う。ちょうどその頃、介護事業所の方から、コロナ対策でパルスオキシメーターが売れているそうだという話を聞いた。 夜中にまた苦しくなるようなことがあれば、枕元に置いておいて測ってみたらどうかと夫に話して、買うことにした。 通販サイトを覗いて驚いた。「安心の日本製」は¥400... 続きをみる

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  • 宮本浩次 再び

    半年前からしばらく朝の散歩は快調だった。オンの時間は限られているが足の痛みもなく、モーツアルトを聴きながらテンポに乗って歩けたものだ。 今、一時の不調を超えて朝の散歩に再び出るようにはなったが、その頃の距離の半分以下をようやくといった体で歩いている。 「これぐらい休みなしで歩かなければ」と思いなが... 続きをみる

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  • .「心が笑いたがっている」と歌う人

    PDの確定診断から8年経った。 先日大学病院で、初対面の女医さんの脳のCT写真を見ながらの診察で「前頭部が少し萎縮してきていますね」 と言われた。 それで「するとどんなことが起こるんですか」と問うと、 「性格が変わるとか。」と返って来た。 あっさりとまるでスーパーで「今日の野菜は新鮮ね」と言うかの... 続きをみる

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  • 2020年が暮れます

    また一年が過ぎた。 将棋やゲームで夫と会話し、ちゃぶ台返しのようにして家を出た娘から旅先から、或いは盆暮れに以前の娘らしいメッセージを添えた心遣いが届いた。 もう一人の娘は孫を連れてやってくる。 これを幸せと思おう。 良い側面だけど見ようと思う。 介護度が上がった。これで車椅子が借りられる。 歩け... 続きをみる

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  • あつもりデビュー

    パーキンソン病そのものと他の諸症状に 合計7種類の薬が処方され、それを11回に分け、組み合わせて飲んでいる。 加えて、その間に身体に入っている機械の電流の調整が何回かある。つい忘れるので、スマホでアラームを鳴らす。鳴ったら即服用しないとアラームを止めて飲んだ気になり、忘れてしまう。凹む。 飲まなけ... 続きをみる

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  • 朝が来ます

    4時前に目が覚めてしまう。 昨夜はようやく9時の薬を飲んですぐに寝た。 「ようやく」と言うのは、新しい薬を入れたからなのか眠くて起きていられないのだ。落ちていくように眠る。そしてタイマーをかけたように2時間で目が覚める。目が覚めて時計を見るとまだ「今日」である。 眠らなければならないのだけれども、... 続きをみる

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  • すっかりオタク

    年明けに、脳の手術から3年経過の状況を見る検査がある。認知症の検査も含むと言うことで、若干腰が引けている。 確実に認知能力は落ちているはずである。それを認めたくない。 体が痛くてしんどくてもう死んだほうがマシだと思う、病気は進行していると思う一方で、能力が落ちているのを認めたくない。 矛盾した考え... 続きをみる

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  • エール 戦闘場面

    昨日の朝ドラを見終わった時、いや始まりから終わりまで、夫も私も一言も話さなかった。 戦後8年と10年で生まれ、勿論実体験としては戦争の悲惨を知らない。しかし、親の兄弟たちは何人も戦死しており、 母達の当時の苦衷を悲しみを聞いて育った。私の母は長兄をガダルカナルで次兄を帰還船の爆撃で失っている。 平... 続きをみる

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  • あらま 2

    勝ってしまいました。二回「待った」がかかり、その後で。 勿論ハンデなしで、でも二回待ったのだからハンデなしをチャラにしてね、って思いましたが、おとな気なかったかしら。 これでしばらくは私に挑んで来ないかも知れません。もしかしたら、私にさえ勝てなくて面白くないと、将棋を止めるかもしれない。落ち着きの... 続きをみる

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  • 対戦迫る。とほほ。

    困っています。 孫に狙われています。もうじき幼稚園が終わるので、その後来るそうです。 5歳の孫が、直ぐに飽きるだろうと思っていたのに、面白さに目覚め、将棋を続けています。 で、家ではパパ18枚落ち、ママのハンデは知らないけれど、どちらにも勝てない。うちに来るとおじいちゃんは王、金、ギン、歩2枚の1... 続きをみる

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  • 黙っとき!

    三つ子の魂という言葉を先日、娘について使った。 昨日、片付けをしていたらずっと以前に小学校からの通信簿を纏めたファイルが出て来た。 通信欄を読んだ。まとめる時にも、またその前後にも何度か読んでいる。 小学校を三回変わった。 どこの先生も「温厚だが積極性に欠ける」と書いてある。 今もそんなものだ。争... 続きをみる

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  • 唐揚げ

    久しぶりに今やっているTV番組を観た。 クイズ番組なのかバラエティなのか当て物であることは確かだが、たまたま寝る前のホットミルクを飲みながらリモコンのスイッチを押したらその番組で、サンドイッチマンが司会をやっていた。 彼らがこんなに売れる前に好きだったのでそのまま観ていたら、なんとか46?の女の子... 続きをみる

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  • 痛い一日でした。ふー。

    久しぶりに身悶えするような脚の痛みに襲われた。痛みと痺れで身の置き所がない。自室に篭って耐える。 耐えながら頭に浮かぶのは脈絡なくマイナーなことばかり。こういう時に明るいことを考えられるのは達人なんだろうなあ。 最たる凡人は普段でも思考が良くない方に傾くと身体は見事に反応して悪化するが、昨日はもう... 続きをみる

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  • なんだっけ、ばかりで。

    朝散歩に出て、保育園のそばを通ったら園児と保母さんとすれ違った。 保母さんは、明るい声で「こんにちは」と声を掛けてくれた。 10人程の園児たちは「あるこーあるこー、わたしは元気ー」と歌いながら歩いている。 大きい子が列の一番後ろ。 その二人がこっちを見たから手を振ってバイバイって言うしたら、 「お... 続きをみる

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  • あらま。

    実は孫が産まれる時大変な経験をしました。そりゃもう大騒ぎで、娘は「あの時私は何回か死んだ」なんて言います。 妊娠7か月くらいでしたか腸閉塞を起こして、救急搬送。そして胎児が危なくはあるが、手術するしかないという医師の診断が下りました。 妊娠出産はどんなことが起きるか分からない一大事、大なり小なり何... 続きをみる

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  • 黒髪に霜の降る迄(まほろば・さだまさし))

    今日は地元の患者の会に初めて出席した。 集団が苦手である。この歳になって新しく知り合いを作る事に腰が引ける。 会場まで通えるのかという物理的な不安要素もある。 あれこれ考え、答えを出すということが面倒になって、思考停止。ここ数年そんな感じになって来ている。 先のことはいいよ。家に篭ってるよりいいん... 続きをみる

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  • 弟と

    脳の手術の後、数ヶ月は不治の病も克服したかと思える状態だった。 その只中に弟と二人で、懸案だった旅をした。 目的は、父の妹の連れ合いが亡くなった時に(手術の直前だった)お参りが出来なかったので、父の兄妹でただ一人生き残っている叔母に会うこと、お墓参りをすること、叔母の住む同じ県内に転勤族だった私た... 続きをみる

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  • オタクのだんな

    夫と私の弟は水と油。 よくもまあこんなに何もかも逆の人間が親戚なっちゃったものだ。でも喧嘩はしない。顔を合わせると「こんにちは」「あー、どーも。」なんて。距離保ちつつ、近づかない。 夫:いい加減なことが嫌い。下品なことを憎む。好きな音楽はジャズ。何事につけても慎重極まり無し。記憶力良し。だらしない... 続きをみる

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  • 小さな薬局で

    170センチ、44~5キロくらいだろうか。 痩せて(細い!)化粧っ気のない若い母親は、胸に小さな赤ちゃんを抱いている。 残暑に加えてマスクに赤ちゃんと来てはどんなに暑いことだろう。おまけに 長袖の黒いニットカーディガンにくるぶしまでのトロンとしたスカートという服装では。 ごめんなさい。空をぼんやり... 続きをみる

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  • はっきり言えない

    「捨てなきゃ行進曲」に取り憑かれ、「必要性を感じないが愛着によって処分出来なかったものたち」を処分し続けた時期がある。 母が買ってくれた段飾りの雛人形、姑が娘たちひとりずつにくれたケース入り市松人形、私が大学時代に買った電子ピアノ、婚礼箪笥二竿。 人形を処分するのは勇気がいる。二人の母にはマンショ... 続きをみる

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  • えーっと、記憶にないのですが。

    驚きました。身に覚えのない請求っていうのが来て。 ちょっと聞いてよーの世界です。 買い物の支払いは殆どカードです。 通販サイトでも同様。 慣れてしまって、脇が甘くなっていたんですね。 よりによって、前日の外出が堪えて終日横になったり起きたりで、とにかくなあんにもしなかった日の日付で、どこで何を買っ... 続きをみる

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  • 彼方の言葉 愛しく

    孫はまだ将棋に飽きていないようで、長女が伝えて来ました。 歩道の正方形の敷石をピョンと斜め前に跳びながら「桂馬だな」と言った由。 ちょっと笑ってしまいました。 その母親は同じ歳の頃、西陽の当たるマンションで夕陽を見ながら 「おひさま とけちゃった」 と呟きました。 ついこの間孫の産声を聴いたような... 続きをみる

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  • 昨日は熱中症未満

    自分の足で歩くこと、これが出来なくなることが怖い。転倒の危険と背中合わせでも、ちょっとオーバーですが決死の覚悟で出かけます。一人で。 去年の夏は、駅迄20分の道のりを歩きましたが、一度は後ろから来た30 代くらいの女性が抜いて行かれないので、邪魔かなあと思っていたら、意を決したように「大丈夫ですか... 続きをみる

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  • 母子手帳

    随分前のことになる。 新聞の投書欄でこんな記事を読んだ。 私は仕事をしながら子育ての最中であったと思う。 「母子手帳を焼いた。」という文で書き始めてあったように記憶している。 読み終えて息苦しくなるほどの投稿者の母親としての悲しみが伝わって来て、読み終えてまた何度も読み返し、呆然とした。 何があっ... 続きをみる

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  • ケモノ道にて

    最近、ヒトの顔が動物の何かに見えて仕方ない。全ての人ではなく、テレビを見て、テレビに出て来るヒトについてふと感じる。 テレビがつまらないので意識が内容を追わない。と、ヒトの顔だけを見ていたりする。現実に会っている人にではなく、テレビの中の人だけにそう感じるのは、2Dの世界だからだろうか。平面だから... 続きをみる

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  • 誰にも知られず、朝。

    初夏、朝まだき、空は群青を留め、星が瞬いている。そっと掃き出し窓を開け、寝床から這い出したままの姿で庭に立って、私は湿った大気を胸一杯に吸い込む。甘い草の匂い、足の裏の草の感触、静寂。本当は、大の字になってこの贅沢な時を、過ごしたい。 と、変な奴ですよね。でもほんのちょっとの時間の初夏一度だけの楽... 続きをみる

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  • 5と67

    身長110センチと182センチがあぐらをかいて向き合っている。 間には将棋盤。 六億手先を読む天才、藤井聡太さんのニュースが流れるたびに、夫はその快挙は勿論だが彼の高校生らしからぬ謙虚なことばに感じ入ることしきり。もううっとりと言ってもいいほどだ。 私はこの歳になって将棋って何?という恐しい無知か... 続きをみる

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  • 横顔を見ながら

    夫と二人の暮らしになって、二年半が過ぎた。 早々に目覚め5:30の薬を飲むところから始まる私の一日と、ゴミ出しに合わせた起床時間で始まる夫の一日は、始まりだけずれているが粛々と擦り合わさり、17:30には一緒に夕食、18:30にはもう夫は食器を食洗機に入れて水場を拭き上げている。静かな夜が長い。 ... 続きをみる

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  • おしまいだよ

    フーテンの寅さんの口癖に 「それを言っちゃあおしまいだよ。」 というのがあった。 学生時代、友人Hとお正月には寅さんを観に行った。内容はすっかり忘れてしまったが、今幾つかの人生訓とも言える言葉が思い出される。 一つ目が上記の言葉。 「それを言っちゃあおしまいになってしまう。あの子がそうしたのは道理... 続きをみる

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  • 再会したときのこと

    50歳の時の同窓会ですれ違いざま、笑顔で名前を呼んで声を掛けてくれた。それがなければ、高校時代同じクラスではあったけれど殆ど話したこともないQ君に歯の治療の相談をしようとは思わなかっただろう。 営利に傾かない診断を得る為にセカンドオピニオンを取りたいと思った。 果たして当日、倒された椅子に座って待... 続きをみる

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  • ざっくり

    長い間ブログを書かなかったのは、ドラクエに打ち興じていたからというのではなく、それだけでなく「色々あったから」。(なんとざっくりとした言い方だこと。)恐らくこの気ままなブログを覗かれなくもなるだろうなと思っていました。ところがまた来てくださった方がいらっしゃるのですね。ありがとうございます。嬉しい... 続きをみる

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  • 強制終了に近い

    ドラクエが突然終了しました。 昨夜手がブレて、中断した所に戻れなくなった。変なボタンを押してしまいました。半泣き(老婆の半泣きは悲惨というしかないですな。それもドラクエ消えたからってアホです)、悲壮な声で夫を呼ぶと、「やってないから分からないよ」と言いながらあれこれやってくれて、結果予想通り私の勇... 続きをみる

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  • テントの中で2

    「早朝がいいかも」って昨夜夫が言いました。 4:00には目が覚めていますが、病気のせいで動けない。 でも、6:59今昨夜より良いコンディションで入れました。 動けます。いつもはまだ動けないけど。 パーキンソン病は精神的な要因が身体二影響を与えるので、この子供みたいな「わーいわーい」感が脳に良いのか... 続きをみる

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  • 時が流れて

    小一のやんちゃ娘と小六の兄貴のやうな老いぼれ夫婦 昔、その昔、新聞の投稿歌壇でこの歌を見つけ、切り抜いて日記に挟んだ。 (勝手に引用しています。ごめんなさい) 読んだ時、こんなご夫婦がおられるということ自体に打たれた。 時が流れ、遂にというかやはりこんな夫婦にはなれなかった。私は。 しおしおととぼ... 続きをみる

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  • 続・脳の可塑性

    随分とご無沙汰してしまいました。 脳の可塑性についてのノーマン・ドイジの本を読み終わり、このタイミング(突然「明るく生きることにした」と日記に書いた)でこの本に出会えたことも何かの縁、神の恩寵、天の配剤?かという毎日を送っています。 この本を私に教えてくれた友人本人が「自己暗示か」と聞きます。 紹... 続きをみる

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  • とどのつまり

    人と人とを結ぶ糸を紡いでいくか行かないかは、詰まるところ好きか嫌いかということではないかと思っている。 「好き」は声や容姿かもしれない。話し方やセンスかもしれない。「好き」は部分的かもしれない。それでも関係を絶たないなら、「好き」の部分が多いからか残っているかだと思う。 離婚した知人、形だけの夫婦... 続きをみる

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  • 敵は己れ

    「遂にこんな時が来た」ような気がしないでもない。 「会いたい人に会っておこう」 「やりたいことはやっておこう」 「しなければならないことをしよう」 身体さえ動けば全てでなくても、八割くらいはできるような気がしていた。 ところが五割程度に届くか届かないか、まさに道半ばにして行くてを阻んだ敵は、「もう... 続きをみる

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  • 未だ見ぬ世界を

    知りたいと思うことがある→YouTubeを見る。 という動作が当たり前になってしまった。未知の扉は簡単に開かれる。動画で一目瞭然である事柄は多い。手取り早い。 例えば最近知りたかったこと。 1、沖縄の人が吹く指笛の吹き方 2、タティングレースの手の動き 3、英字新聞を使ってトートバッグを作る方法 ... 続きをみる

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  • ペット2

    もう一匹のペットは八月で一歳になった。名前はニール。 以前家族で見ていた海外ドラマ「ホワイトカラー」の主人公、マット・ボマー演じるところのニール・キャフリーから頂戴した。 天才的詐欺師、ニールがFBIと取引をして捜査に協力するというドラマだが、とにかくマット・ボマーの素敵さが半端ではなかった。なが... 続きをみる

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  • ペット

    うちには二匹のペットがいる。 一匹は、その名を「きんと」という。朱分金である。 三代目かな。四代目かも。庭の隅の水遣りポリバケツに住んで、たっぷりの雨水の中で悠々と泳いでいる。 二代目の頃だと思うが、一匹では寂しかろうと後からもう一匹入れたら、それが病気だったらしく二匹とも死んでしまった。その反省... 続きをみる

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  • 故郷

    吉幾三が「津軽」という全編津軽弁の曲を配信し、後発としてこの度DVDを発売するそうである。(した?) 若き日「おら東京さ行くだ」と歌った人が恐らく字幕が無ければ殆ど意味が分からないであろう津軽弁で、去って故郷を顧みない子供達にラップで語りかける。 帰って顔を見せろ。 親は老いてあと何年生きられるだ... 続きをみる

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  • 書くこと

    ブログってなんだろうと思っていた。 理解出来なかった。自分の思いを綴るだけなら日記で済む。不特定多数の人に向かって発信することの意味は? 数日前、眠れない夜、わからないまま読んでいたら私もふと書きたくなった。 そして目立たないように未知の世界に足を踏み入れた。 読んでくださっている方がいらっしゃる... 続きをみる

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  • 眠れない夜に4

    ゴングを鳴らすのはいつも私だ。 口舌永久格闘技戦。 チーン。 夫の退職後、私の我慢のコップの水はたやすく溢れる。 黙っていればいいものを、これで二日三日のダンマリ地獄の扉が開くことがわかっていながら、私は自室でひとり作り上げた怒り玉を手にがっと襖を開ける。 「!」✖️「!」「!!」✖️「!!」 詳... 続きをみる

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  • 眠れない夜に3

    今日も今日とて就寝後きっかり二時間で目が覚めた。どうなってるの、私の脳。一番がっかりするのが目が覚めて枕元の時計を見たら、まだ「今日」だった時。朝まで長いわー。 でも、と開き直ってこの何をしてもいい空間でこの貴重な時間を再び睡魔、魔はないかな、眠りの妖精が訪れるまで遊ぶことにしている。 遊びをせむ... 続きをみる

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  • 雨冠に月

    父方の曽祖母の名前が雨冠に月と書いて「よう」だと知ったのは数年前のこと。今はもう使われていない漢字で、意味は「おおぞら」。 東北の寒村で、嫁いで祖父を産み、結核で離縁されて実家に戻り間もなく亡くなった。連れ合いだった曽祖父も後を追うように亡くなり、祖父は一人っ子で家系を繋いだ。 ようは、離縁された... 続きをみる

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  • 笑う

    朝起きるとYouTube を開いて「すべらない話」を聴く。 吉本の芸人達が自分達の経験を面白おかしく語る。話術の妙というのだろうか、 若干の脚色があるかもしれないけれどそのおかしなお話達は、私に「あはははは」という声を出させる。 私が10年以上前に取り憑かれた病は、感情の動きが大いに体調や身体の動... 続きをみる

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  • 眠れない夜は 2

    眠れない夜は3時間眠れていたら、起きてしまこともあります。 この夏には庭に立ってペルセウス流星群を探していました。空は晴れてきっと家の灯りがなければ見えるのだろう。恐らくは見えない星を探して、夜中の庭にパジャマで立ち尽くすバーさんがひとり。 遂に始まったか徘徊が、と(隣のご主人に見つかったら)思わ... 続きをみる

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  • 眠れない夜に

    真夜中。眠れない。明日は出掛けなければならないというのに。 いつの頃からか眠りに就いて2時間するとぱっちりと目が覚めるようになった。 処方された催眠剤派、数日間連用すると悪夢を見る。絶叫して起きる。 そのうち叫べば目が覚めると分かって、 夢の中の中の私は力いっぱい叫ぶようになった。 寝言をはっきり... 続きをみる

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