昨日は熱中症未満
自分の足で歩くこと、これが出来なくなることが怖い。転倒の危険と背中合わせでも、ちょっとオーバーですが決死の覚悟で出かけます。一人で。
去年の夏は、駅迄20分の道のりを歩きましたが、一度は後ろから来た30 代くらいの女性が抜いて行かれないので、邪魔かなあと思っていたら、意を決したように「大丈夫ですか?」と。
蛇行してましたから。
そして別の日、また後ろからの「大丈夫ですか?」に声に振り向くと、町内での散歩中、認知症かと思われる奥様を車椅子で押されているご老人でした。
ありがたかった。若い方、夏の坂道で声をかけて面倒なことにまきこまれるかもしれないのに。またご老人はご自身の方が状況的には大変なのに、ヨロヨロ歩く者を見過ごさない。人の情けにありがとうです。
今年は毎日の散歩の道は周りの人に迷惑をかけないコース、時間帯を考えて歩きました。過去形です。ちょっとお休み。動ける時間帯には暑くて外に出られなくなりましたので。前述のような歩き方はやめました。
なるべく物は持ちません。腕を動かしたいので。
お供のアイテムは以下。
・アタオのお財布バッグ(仕切りが多くて使いやすいです)
中には携帯とDBSリモコン、ハンカチのみ
・バスケットシューズ(足首が固定されるので安心感があります)
・リトアニアリネン、リバティで作った長袖カシュクール。コート丈(通気性、軽さから。丈が長いと日によって着けるニーパッドも隠せます。腕に貼る抗パーキンソン薬で肌が荒れ、長袖も必須)
・音を抑えてモーツァルトバイオリン協奏曲五番。
去年より歩けます。が、ああ、この暑さとコロナが早く去りますように。
病を抱える人も健常な人も誰もが、気持ちを明るくして歩ける季節が来ますように。