今日から

日々を綴る

朝が来ます

4時前に目が覚めてしまう。

昨夜はようやく9時の薬を飲んですぐに寝た。


「ようやく」と言うのは、新しい薬を入れたからなのか眠くて起きていられないのだ。落ちていくように眠る。そしてタイマーをかけたように2時間で目が覚める。目が覚めて時計を見るとまだ「今日」である。


眠らなければならないのだけれども、ときには眠ろうとする努力を放棄して起きてしまうこともある。


夜が明けるまでの長い時間、何をしよう。今日は久々にシャーリーンの「愛はかげろうのように」を聴きたくなった。

けれどもどうも気分にフィットしない。

YouTubeで聴いていて放っておいたら、ん?いつのまにか竹内まりあの湿り気のある失恋の歌に。


何故だろう。YouTubeの仕組みがわからない。まあいいかと更に放っておいたらカレン・カーペンターの美しいアルトが流れた。これこれ。いいな、と思う間もなくどうしても聴いているうちに彼女の辛い最期が頭に浮かび、スイッチを切った。


結局気分は上がらなかったけれど、あと少し一日のうちで一番好きなこの時間をダラダラと過ごそう。


夜はまだ夜の中にいる。

古屋の雨戸が風に鳴る。

たださらさら流れる時間に身を任せる。

夢想。


「良い一日を」とメールの最後に送ることがあるけれど、自分に送ってみよう、今日は。

私にとっては転んで痛い目に遭わなければよしとする。夫の言葉にイライラしない。


良い一日を!