一歩一歩
朝の光を浴びながら散歩をします。今年になってからマックス25分。
明らかに筋肉が落ちてきていて、日によってはやっとの思いで玄関にたどり着くというテイです。
脳を空っぽにするのが必要だという事を聞きました。脳を掃除する。ストレスを掃き出す。難しい。ぶくぶくと雑念が湧いてくるから。
訪問リハビリのAさんに顎を引いて歩いてくださいと言われました。それで言われた通り顎を引くと上目遣いになって、なんだか変なおばさんです。
変なおばさんは散歩中に脳の掃除をしようと思うのですが、頭の中で次々に泡が生じたりそれを消そうとするという繰り返しが行われており、もう一つそれに「無心になるということは難しい」が加わります。
そして玄関が見えたところで安心し、無心ではなく一瞬無防備になってコケそうになる、、、。
ほんの小さな段差や傾斜の見落としが転倒につながります。30分弱の杖をついての散歩も、パーキンソン病15年目をなんとか乗り越えようとしている身には、小さな散歩もある意味決死の大冒険。
本当は少し足を伸ばして坂の下のローソンまで行きたいんだけどなぁ。
去年行ってみたら死ぬかと思った。怖く
て。ケアマネさんに話したら「えーーー!」って驚かれて。
で、あの坂道は今は諦めて封印していますけれど、いい加減いつもの散歩道は飽きたので新しい道を探しています。
顎引いて上目遣いのおばさんが。
訂正おばあさんが、でした。