今日から

日々を綴る

あらま 2

勝ってしまいました。二回「待った」がかかり、その後で。

勿論ハンデなしで、でも二回待ったのだからハンデなしをチャラにしてね、って思いましたが、おとな気なかったかしら。


これでしばらくは私に挑んで来ないかも知れません。もしかしたら、私にさえ勝てなくて面白くないと、将棋を止めるかもしれない。落ち着きのない子がじっと考える貴重な時間だったのに。


私は先を読むなんてことはまだ出来なくて、孫が虎視眈々と角でピューんとひとっ飛び、私の飛車を狙っているなどとは思いもせず(思えよって話ですが)、私の飛車を手にしてニッコニコの孫に「あららら~」と返すしかなかったわけですが。

5歳児相手に負けん気全開する気も、さりとて上手く負けてあげるようなどという気もなかった所に、その「角がピューン」でスイッチが入っちゃいまして。


ママとやって負けた時は大泣きをしたそうですが、私に負けた表情は悲しそうでした。横にいたママの腕に顔を数秒ですが押し付けていました。

途中、またママが助け船を出そうとした時、私が「それ、なし」と言ったので、以降どんなに目で助けてって言っても「自分で考えてごらん」と言って教えてくれなかったのが悲しかったのかも。

いつも甘々のママなのに。


もうちょっと強くなって、「おばあちゃん、やろうよ」と言って来たら嬉しいのですが。

昨日は負けた後、気分を変えるように「ママ、水遣りに行こうよ。」って庭に行っちゃいました。

あらま。