今日から

日々を綴る

2019年11月のブログ記事

  • 眠れない夜に6

    悠々自適。 泰然自若っていうのもいいな。 人間万事塞翁が馬と達観して 行雲流水、 些事に拘らず 日々是好日。 健康で 晴耕雨読の日々。 なにが有ればいいの? なにをどうしたら少しでもそこに近づけたの? お金と健康と素敵な人間関係と自分磨き? 60年以上生きて来て、 今自分がどう在るかというと、 う... 続きをみる

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  • 視線の先にあるもの

    向かい合って話しながら、相手の視線が気になることがある。 気になり出すと、話の内容と並行して「何故だろう?今日は最後まで一度も目を合わさないのだろうか」という疑問を抱きながらのひとときとなる。 ヘンでしょうか。私。 滅多にいません。徹底的に逸らす派は。 私の後ろの背後霊かなんかと話してる?って人は... 続きをみる

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  • とどのつまり

    人と人とを結ぶ糸を紡いでいくか行かないかは、詰まるところ好きか嫌いかということではないかと思っている。 「好き」は声や容姿かもしれない。話し方やセンスかもしれない。「好き」は部分的かもしれない。それでも関係を絶たないなら、「好き」の部分が多いからか残っているかだと思う。 離婚した知人、形だけの夫婦... 続きをみる

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  • 敵は己れ

    「遂にこんな時が来た」ような気がしないでもない。 「会いたい人に会っておこう」 「やりたいことはやっておこう」 「しなければならないことをしよう」 身体さえ動けば全てでなくても、八割くらいはできるような気がしていた。 ところが五割程度に届くか届かないか、まさに道半ばにして行くてを阻んだ敵は、「もう... 続きをみる

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  • 眠れない夜に5

    前に同病の友人の一人に、確認はしてあった。 「スリープモードにしてあるよね。私が夜中にメールしても起こさないよね。」 「大丈夫。」 それで丑満時、私は眠れないままに彼女にLINEした。 「既読」 「え?起きてたの?返事要らないわよ」 「いいのよ。眠れなかったの。びっくりさせようと思った。」 ひとし... 続きをみる

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  • 遥かな友に

    学生時代、合唱団にいたことがある。 その合唱団の愛唱歌がこの「遥かな友に」だった。 テナーソロから始まるロシア民謡「カリンカ」「マタイ受難曲終曲」、、、 三年生の秋までの在籍していた間、指揮棒が振り下ろされると気持ちの良い緊張感と厚みのあるハーモニーが身を包んだ。 今も心に残る曲、懐かしさに目を閉... 続きをみる

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  • いもうと

    数十年という長い自宅介護生活を終え、両親を施設に送った義妹。 「取り憑かれたように毎日片付けてるよ。」と弟がメールして来た。 夜、「オムツを換えて閉店でーす。おやすみなさい。」と私の脳天気なメールへの返事の終わりにサラッと書いてくる人だ。 本当によくやった。尊敬している。弟も含めて。 「もう入って... 続きをみる

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  • 未だ見ぬ世界を

    知りたいと思うことがある→YouTubeを見る。 という動作が当たり前になってしまった。未知の扉は簡単に開かれる。動画で一目瞭然である事柄は多い。手取り早い。 例えば最近知りたかったこと。 1、沖縄の人が吹く指笛の吹き方 2、タティングレースの手の動き 3、英字新聞を使ってトートバッグを作る方法 ... 続きをみる

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  • 相撲は愉し2

    今日は好きだった嘉風が親方として出演するとのこと。嬉しい。いつも清々しい印象だった。軍配がかえると、迷いなくスッと拳をつけて闘いに臨んだ。 夫はポーカーフェイスの遠藤が贔屓。上手いなあと思う。痛いところもあるだろうにサポーターも着けずに整った顔にまわしひとつ。組んで闘う。ただ勝てばいいというのでは... 続きをみる

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  • 相撲は愉し

    大相撲が始まっている。 世の中の色んなものが変わったけれど、この相撲、お相撲さんというのも私の年代の人間にとってはほぼ、ほぼ様相を変えたと感じられるものの一つだろう。 モンゴル対モンゴル ブルガリア対ジョージア 中国対え?あの人ハーフなの? 青森とか石川県出身なんて出て来ると 「よし」って思ったり... 続きをみる

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  • ぷかり

    早くも浮かんで来てしまいました。 相変わらず眠れない夜は続いています。 加えて、肩も痛い。心も痛い。 接骨院の先生は一生懸命治そうとしていてくれた。それは確か。 でも整形外科の方は? 何故治りが悪いからエコー受けて来てと言ってくれなかった? 一度症状が良くなったことがあって、でもそれからまた違うと... 続きをみる

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  • キンちゃんのように

    ブログってなんだろう、と思いながら足を踏み入れました。 書くことに自信がある訳では無いけれど、好きだから書いてみよう、ただそれだけ。 ところが一週間書いていたら、このiPhoneの向こうに読んでくださっている方の姿が感じられるようになって来ました。途中からその方達に向かって話していました。ありがと... 続きをみる

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  • ペット2

    もう一匹のペットは八月で一歳になった。名前はニール。 以前家族で見ていた海外ドラマ「ホワイトカラー」の主人公、マット・ボマー演じるところのニール・キャフリーから頂戴した。 天才的詐欺師、ニールがFBIと取引をして捜査に協力するというドラマだが、とにかくマット・ボマーの素敵さが半端ではなかった。なが... 続きをみる

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  • ペット

    うちには二匹のペットがいる。 一匹は、その名を「きんと」という。朱分金である。 三代目かな。四代目かも。庭の隅の水遣りポリバケツに住んで、たっぷりの雨水の中で悠々と泳いでいる。 二代目の頃だと思うが、一匹では寂しかろうと後からもう一匹入れたら、それが病気だったらしく二匹とも死んでしまった。その反省... 続きをみる

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  • 雨の朝に

    30年住む我が家の周辺の様子は随分と変わってしまった。 かつての開発を免れて、前の山に清々しく立っていた山桜は気がついたらなくなて、今は十数軒の白い家が建っている。ずっと前からそうだったという風情で。 庭を訪れていた13種類の野鳥も数えたら数種類になっていた。 山に向かってバードコールを鳴らすと、... 続きをみる

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  • アドラー

    先日、本当に数年振りに一人でのんびり本屋を覗いてみた。 本が読めなくなって久しい。 加齢から集中力が衰えたせいか。でもそんなことを言ったら同世代の読書家に失礼というものだろう。 もしかして脳に入れた電極が前頭葉にいたずらしている? フィクションには全く食指が伸びない。 結局手に取って買ったのは「ア... 続きをみる

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  • ふるさと 私の。

    子供の頃、夢のような一年半を岩手県盛岡市で過ごした。単身赴任していた父に合流する形で、母と私、一つ違いの弟は見知らぬ東北の地に立った。 そこで私を迎えてくれたもの。 人をいじめるということをしない子供達。はにかみ屋の男の子たちと人懐こくて笑顔が可愛い女の子たち。 春に六年生のクラスに入った。芋煮会... 続きをみる

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  • 故郷

    吉幾三が「津軽」という全編津軽弁の曲を配信し、後発としてこの度DVDを発売するそうである。(した?) 若き日「おら東京さ行くだ」と歌った人が恐らく字幕が無ければ殆ど意味が分からないであろう津軽弁で、去って故郷を顧みない子供達にラップで語りかける。 帰って顔を見せろ。 親は老いてあと何年生きられるだ... 続きをみる

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  • 書くこと

    ブログってなんだろうと思っていた。 理解出来なかった。自分の思いを綴るだけなら日記で済む。不特定多数の人に向かって発信することの意味は? 数日前、眠れない夜、わからないまま読んでいたら私もふと書きたくなった。 そして目立たないように未知の世界に足を踏み入れた。 読んでくださっている方がいらっしゃる... 続きをみる

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  • 「闘病」のタグ

    難病だと言われ、受け入れられずにドクターショッピングに明け暮れた。 結果、辿り着いたのは四年半前に宣告されたのと同じ病名。 その頃にはもう思いつく殆どの診療科を訪ねていたから、ダメ出しのように告げられた病名を素直に受け入れた。 パーキンソン病..... この難敵との闘いを始めて12年目に入ります。... 続きをみる

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  • 眠れない夜に4

    ゴングを鳴らすのはいつも私だ。 口舌永久格闘技戦。 チーン。 夫の退職後、私の我慢のコップの水はたやすく溢れる。 黙っていればいいものを、これで二日三日のダンマリ地獄の扉が開くことがわかっていながら、私は自室でひとり作り上げた怒り玉を手にがっと襖を開ける。 「!」✖️「!」「!!」✖️「!!」 詳... 続きをみる

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  • 「時代」

    中島みゆきがギターを抱えて舞台に立ち、「時代」というこの名曲を歌ったのはいつだっただろうか。 ヤマハ・ポプコンの舞台にジージャンを着てにこやかに現れた中島みゆきは、迫力のあるアルトでこの歌を歌い上げた。 初めて聴いたその時から40年近い年月が流れた。  今はこんなに悲しくて涙も枯れ果てて  もう二... 続きをみる

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  • 眠れない夜に3

    今日も今日とて就寝後きっかり二時間で目が覚めた。どうなってるの、私の脳。一番がっかりするのが目が覚めて枕元の時計を見たら、まだ「今日」だった時。朝まで長いわー。 でも、と開き直ってこの何をしてもいい空間でこの貴重な時間を再び睡魔、魔はないかな、眠りの妖精が訪れるまで遊ぶことにしている。 遊びをせむ... 続きをみる

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  • 雨冠に月

    父方の曽祖母の名前が雨冠に月と書いて「よう」だと知ったのは数年前のこと。今はもう使われていない漢字で、意味は「おおぞら」。 東北の寒村で、嫁いで祖父を産み、結核で離縁されて実家に戻り間もなく亡くなった。連れ合いだった曽祖父も後を追うように亡くなり、祖父は一人っ子で家系を繋いだ。 ようは、離縁された... 続きをみる

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  • 笑う

    朝起きるとYouTube を開いて「すべらない話」を聴く。 吉本の芸人達が自分達の経験を面白おかしく語る。話術の妙というのだろうか、 若干の脚色があるかもしれないけれどそのおかしなお話達は、私に「あはははは」という声を出させる。 私が10年以上前に取り憑かれた病は、感情の動きが大いに体調や身体の動... 続きをみる

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  • 眠れない夜は 2

    眠れない夜は3時間眠れていたら、起きてしまこともあります。 この夏には庭に立ってペルセウス流星群を探していました。空は晴れてきっと家の灯りがなければ見えるのだろう。恐らくは見えない星を探して、夜中の庭にパジャマで立ち尽くすバーさんがひとり。 遂に始まったか徘徊が、と(隣のご主人に見つかったら)思わ... 続きをみる

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  • 眠れない夜に

    真夜中。眠れない。明日は出掛けなければならないというのに。 いつの頃からか眠りに就いて2時間するとぱっちりと目が覚めるようになった。 処方された催眠剤派、数日間連用すると悪夢を見る。絶叫して起きる。 そのうち叫べば目が覚めると分かって、 夢の中の中の私は力いっぱい叫ぶようになった。 寝言をはっきり... 続きをみる

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