今日から

日々を綴る

相撲は愉し2

今日は好きだった嘉風が親方として出演するとのこと。嬉しい。いつも清々しい印象だった。軍配がかえると、迷いなくスッと拳をつけて闘いに臨んだ。


夫はポーカーフェイスの遠藤が贔屓。上手いなあと思う。痛いところもあるだろうにサポーターも着けずに整った顔にまわしひとつ。組んで闘う。ただ勝てばいいというのではないという強いものが彼を支えているのだろう。調子が良い時も明らかに悪い時も、感じ入ることが多い。勝った後のインタビューでもポーカーフェイスは変わらない。まるで抜け殻のようでもあるけれど。頑張ってほしいと思う。


観戦している常連さん、今日もなんて粋なんでしょう。15、6歳に見える丸刈りで立ち働いている男の子、行司さんの装束、もう色んなことが気になる。

でも一番はやはり力士がぶつかり合う姿。土俵の高さが1メートルもあるのは、落ちる時に受け身の体勢が取れるようにと聞いた。それでも交通事故のように吹っ飛んで潰れてしまう力士もいる。でもそんな時にも殆ど表情は変わらない。痛いでしょうに。

でももう一つ言うと、怪我しないようにと気遣いながら決める人もいて、もうドラマがてんこ盛りの大相撲。


夫は美味しいものを飲みながら観たいようで、ビール以外の変わった飲み物をあれこれ買い込んで来て椅子に座るけど、なかなか見つからないらしく、取り組みの合間に毎日言ってます。


「まずっ! よくこんなまずい物作れるなあ。飲んでみる?そりゃお金出せば美味しいのはあるよ。いくらでも。安くて美味しいのを探してる。」

ふーん。


とテレビのこちらでは、なんだかなーのとてつもなくまずい飲み物と闘う人あり。うっちゃればいいのに。