今日から

日々を綴る

脱力中。引き続き。

眠れない夜に、ではなくて眠れないまま朝に突入。

寒い。口をすすぎたい。動く時にはコールしてと言われても、いつもひとりでやってるし。明らかに動き回っていたことがわかり、実際動いているばあさん見て、目を丸くしている看護師さん。


トイレに行きますと言っ、終わったら呼んでくださいと言われたから、ベッドに戻ってちんまり座ってからコールしたら、トイレから立ち上がって歩き出すところが見たかったので、今呼ばれても意味がないと言われる。


だってそんなこと聞いてないもん。トイレのナースコールの場所も部屋の説明も聞いてないもん。忙しそうなんだもん。


って、これですよ。言われたことに理屈で対抗するこの私の性格。良くない。庭の雑草に熱湯をかけるという方法を真似よう。生えかかる不満はほじくらずに消すと。そうしよう。


ん?

いつコール押せっていわれてたのかなあ、もう記憶力も甚だ心許なき状態なのでで、自信ががなくなって来た。大丈夫だろうか、わたし。


「大丈夫だ。心配ない。なんとかなる。」でしたっけ。一休さん。

脱力記念日 老いたる私の

読んで下さった方、大変失礼しました。あとで読み返してみたら、最初から入眠って....。勿論入院です。


打ちっぱなしで読み返しもせずにこうかいしてしまいました。他にもいくつかありますが、今直す気力がないみたい。


看護師さん達の優しさに支えられています。今トイレに行くのにナースコールしました。「呼んでくれてありがとうございます」って言われました。

人前で下着を下ろす、トイレのドアが少し開けられて私の動作が見られている。

始まり。始まった。私の老年生活。


そう。こんなふうに、助けられてこれから私は生きていく。この心に他者への怒りが生まれないように。老いを病いを自分のものとして受け入れられるように。出来ること、出来ないこと、素直に助けを求めることの見極めを誤らない老人になれるだろうか。


てやんでえ、ぼけちまったらそんなこと言ってられるかよって毒づいてみた。

病室から

昨日から大学病院に入眠しています。

夜中の1時と3時に目が覚めて、3時半、もう起きることにしました。


看護師さんに大きな窓の館を全部開けてもらいました。

「夜明けが見たいから」と言ったら、

「まだ夜景ですね」と言われました。

街の灯が赤く、白く黄色く、瞬いています。


この部屋に泊まるのは3度目ですが、ここからの眺めが好きです。日の出までにはまだまだ時間はかかりそうですが、朝日が昇れば本当に見飽きることがないお日様で照らされた空の色。


あー早く登ってこないかしら。朝焼けを見たい。