今日から

日々を綴る

書くこと

ブログってなんだろうと思っていた。

理解出来なかった。自分の思いを綴るだけなら日記で済む。不特定多数の人に向かって発信することの意味は?

数日前、眠れない夜、わからないまま読んでいたら私もふと書きたくなった。

そして目立たないように未知の世界に足を踏み入れた。

読んでくださっている方がいらっしゃることがわかって驚愕した。


昔、掲示板に味わい深い文章を載せていらっしゃる方がいて、楽しみにしていた。そこにある日、一人の人が最初は称賛していたのが中傷に変わり、掲示板をhズタズタにして引っ掻き回した。

遂に老年の書き手は静かに去られた。


それがトラウマになっています。

それでコメント欄が出せない。

一人二人読んでくださればいいと思っています。ありがとうございます。心から。

パーキンソン病に罹患して12年。

将来の姿に怯えながら、認知症の発症に怯えながら、字は書けなくなりましたが打てはするので、残存能力の確認のつもりもあります。


読んでくださる方の人数がわかるのですね。知らなかった。おっちょこちょいが漕ぎ出した泥舟、見守って下されば幸いです。改めて感謝申し上げます。

「闘病」のタグ

難病だと言われ、受け入れられずにドクターショッピングに明け暮れた。

結果、辿り着いたのは四年半前に宣告されたのと同じ病名。


その頃にはもう思いつく殆どの診療科を訪ねていたから、ダメ出しのように告げられた病名を素直に受け入れた。


パーキンソン病.....

この難敵との闘いを始めて12年目に入ります。

ブログは、基本毒にも薬にもならない書き散らしになるでしょうが、同病の方に少し参考になることも織り交ぜつつ日常を綴りたいと思っています。


同年齢の友人達の中には他界した人が何人もいます。何故私が生かされているのかわからない。その人達の中では一番身体が弱かったのに。


この病気、かかる人は性格に共通点があるそうです。几帳面、生真面目。

で、同病の友人達は、生涯の友になりそう。病気になって初めて見えて来たこともあります。行けるところまで行くしかありません。日々を楽しみながら。

眠れない夜に4

ゴングを鳴らすのはいつも私だ。

口舌永久格闘技戦。

チーン。

夫の退職後、私の我慢のコップの水はたやすく溢れる。

黙っていればいいものを、これで二日三日のダンマリ地獄の扉が開くことがわかっていながら、私は自室でひとり作り上げた怒り玉を手にがっと襖を開ける。

「!」✖️「!」「!!」✖️「!!」

詳細略。

イーブンか。


不毛である。私が夫にないものねだりをしているのはわかっている。人は変われない。歳をとって性格は揺るぎないものとなって立ちはだかり、敵は鉄壁の構えだ。

だいたいね、声の大きさが違う。

まあ怒り玉には結構唐辛子とか入れてタバスコなんかもかけちゃっいましたよ。

でも硬めに握って小さくしたんだけどな。ホイと投げたらど真ん中だったらしく、何、そのでっかい声は。威嚇?

聞こえてますけどー。


どこかにスイッチあります?

私、そんな声で応戦される程の技かけてませんけどー。


不毛である。実に不毛だ。あとどれくらいの老後だと思ってるの?明日潰えるかも知れない時間なのに。(それはこっちの台詞だという声が聞こえるようだ。自主格闘技戦にもつれ込み)


「その一言、取り消せよな」を我慢できずに60を越えてまだこの人の優しさを知っているからこそ(これホント。わかってよ、って言ってるだけなのに)礫を投げてしまう性懲りの無さ。我ながらいやになる。自分の小ささに辟易しながら明日、いや今日の作戦を立てています。あ、立ててない。

寝る!