相撲は愉し3
大相撲である。
あと少しで千秋楽。
あの関取が怪我で休場、この関取は出ていたけど途中休場。
なんだか休場が多くなっているように感じるのだが、はっきりした数字を知らないのであくまでも印象。
白鵬が休場する前日には、うちのクマさんは
「あ、白鵬、蹲踞の姿勢が取れてない。痛いんだな。」と言っていたし、昨日千代の国は勝ち越しを決めてから休場した。
解説の北の富士さんは、かつて「怪我をしていない力士などいない」と言っていたけれど、我慢をして出てその日の一瞬で致命傷を負うこともあるわけで、まさに「板子一枚下は地獄」の世界。
大変だなあと思いながらも、今場所も思わず手を叩いてしまったり歓声を上げてしまう取り組みがいくつもあって、楽しんでいる。
私は、粘り強い相撲が好きだ。土俵ぎわまで行って、おしまいかと思ったところで押し返す、それが数回続くとこちらの拳にも思わず力が入ってしまう(ような気がする)。
今場所注目は、若隆景。キリッとした若武者のような雰囲気で、飛猿と似ているような気がする。若さはち切れんばかり。舌噛みそうな四股名だけど。
そういえば名前で気になっている人がもう1人。「一山本」。
苗字がそのままそのまま四股名になっている人は何人もいるけれど、この「一」はなんだろうと調べたところ、相撲に勧誘した人が九画が縁起がいいと言うので「一」を足したとネットに書かれていた。本当だろうか。
本当なら結構な荒技である。
子供の名前をつける時、好んで良くない画数の字を選ぶ親はいないと思うが、しかし浩を浩一にするのとちょっと違わないか。
頭に一?
付け足し感満載。
二画足りなければ「ニ山本」。
三画ならば「三山本」もしくはいっそ「山本三」
苗字で行きたかったのか、どうしても。そんなこんなの脳内会議もありながら、ご贔屓の宝富士は、今場所不調。
まわしの色、素敵になったのに。って勝負もちゃんと見てます。はい。